2019年10月15日

不耕起稲作の「抜穂の儀」を終えて

DSC_0479.JPG◎12000年前に稲作が存在していた証しは、
熊本大学の構内で見つかっている。

これは厳然とした事実なのだから、他の研究機関や
他国の恣意的な思惑に
左右されるものではない。

カーボン測定という科学的な測定の結果なのだ。

南九州で確認された1万2千年前の
稲作は、不耕起での非水田稲作であったはず。

ということで、
私も不耕起稲作を行ってみたのだった。

以外だったのは草に困らなかったという点である。

収穫した初米は、先ず11月14日15日の大嘗祭に捧げるのだが、

抜穂の儀(刈取り)は、台風を前に、写真家の撮影を待つことなく
行ったのだった。

「抜穂」というのだから、
刈取る訳ではない。
穂先をスクレーパーで摘みとって
いくのだ。
黒曜石を加工したスクレーパーは
消失してしまったので
代替えのスクレーパーで収穫を
ひとまず終えた。

カーボン14測定は、1年単位の測定までは無理である。

そこで、昨日は
福井県の三方五湖のひとつ、水月湖の
「年稿(最新鋭の年代測定で世界標準)」の取材へと出向いたのだった。

大雑把なカーボン測定とは違い、
何十何年まで判る。

何と「7万年間が1年単位で測定」できる。

もっと言えば、15万年前からの地球史が積み上げられている。

先史時代といわれてきた諸々の
遺跡は、精密な年月測定が
できるようになったのである。

例えば、鹿児島沖の「鬼界カルデラ噴火」は、7253年前である。

南九州にはひとが住めなくなった時代が、最近3万78年以降、3回は
あったことが判る。

つづく。.
posted by 大下伸悦 at 17:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする